未来はキミドリイロ

サイコメトリックアイドルを目指す心理学徒の勉強部屋です。勉強・趣味などについて書いています。

AirPods Proを買いました【争奪戦の勝ち方と超主観レビュー】

去る2019年10月30日に発売して以降、驚異的な人気を博して品薄が続いているAirPods Proを手に入れたので、今回の記事では入手までの経緯と、超主観的な簡易レビューを書いてみようと思います。

www.apple.com


背景

自分の思考過程を残す意味で記事を書いている側面もあるので、まずは今回AirPods Proを買おうと思った経緯から書きます。


現在私が常に持ち歩いているイヤホンは2つあります。ひとつはfinal audioさんの「MAKE 2」という有線のイヤホン。

 

MAKE2 | final


もうひとつは、Ultimate Earsさんの「UE900」をSONYのネックバンド型Bluetoothレシーバー「MUC-M2BT1」に繋げた半無線イヤホン。レシーバーからコードが伸びてはいるので、ワイヤレスではなく半無線という書き方をしています。

ロジクール UE900s Noise Isolating Earphones UE900s

ロジクール UE900s Noise Isolating Earphones UE900s

 

 

 

私、本来は有線派でして、iPhoneにイヤホンジャックがなくなったのでやむなく好きなイヤホンのドライバ部分だけでもなんとか、と思ってBTレシーバーを買った、というのがこの環境に落ち着いた理由でした。

 

そんな私が完全ワイヤレスイヤホンであるAirPods Pro購入を考え始めたのには、以下に挙げる3つの理由がありました。

1.iPhoneでしか使わないがあまりiPhoneで「ちゃんと」音楽を聴かない

有線派ながらiPhoneに3.5mmジャックがなく、変換端子もなくした実績があるのでやむなくBTイヤホンを使っていますが、この装備はあくまでiPhone用。


しかも、iPhoneでBTイヤホンを接続して何をしているかというと、ほとんどが映像作品を見ていて音楽はあまり聴かないのです。


つまり、BTイヤホンはiPhoneとの親和性が高ければよくて、音質は二の次である、というのがこれまでの生活の中から得た気づきとしてありました。

 

そこで、iPhoneとの親和性の高いAirPodsに目が向いたのですが、従来のものはインナーイヤー型が嫌いなので使う気になれなかったところ、カナル型が出たのでものすごく興味を持った、とあう次第です。

 

2.ネックバンド型であることのデメリットの実感

現在のBT装備はネックバンド型なのですが、イヤホンの紛失などが起きにくい反面、いくつかのデメリットがあります。

  1. カバンにしまうときに嵩張る
  2. 有線イヤホンのケーブルよりも洋服に干渉しやすい(パーカーなどは覿面です)
  3. 首元にボリュームがあるので、マフラーやネックウォーマーなど、冬の装いとの干渉が激しい

 特に3番目が2019年11月現在の自分に刺さっています。肌寒い季節になってきましたが、首元の装身具との相性が悪い、つけはずしがいちいちめんどくさいのです。

 
また、なんだかんだでネックバンド型にはコードがあるので、冬場マスクをつける頻度が高くなると、マスクとイヤホンの順序を気にしないといけなくなるのが煩わしいんですよね。 


これらの理由から、コードでデバイスと繋がれることなく、首元にもモノがない完全ワイヤレスに興味を持った次第です。

 

3.興味本位

ここまでに、Apple製品のシナジーに期待していること、ネックバンド型ではなく完全ワイヤレスの使用感を試してみたかったことの2点を述べてきましたが、実際のところはやはり、興味本位な部分がほとんどなのだと思います。


装着感がなく、ノイズキャンセリングをオンにして音楽を流さなければ耳栓としてもよいと噂のAirPods Proを使ってみたいというギークな気持ちもあり、購入することを心に決めました。


手に入れるまでの道のり

さて、買うぞと決めてからが大変。家電量販店を回ってみても見かけないから品切れ、新宿のApple Storeに足を運んでみても、見本はあるけれども在庫がないという状態でした。 


予約はだいたいが1〜2週間先の次回入荷まで待たないといけないし、Apple Storeアプリから通販で入手しようとしても、こちらも到着予定日は2週間先くらいという状況。


時が解決してくれるのを待つしかないのか、とげんなりしていたところ、Apple Store新宿のスタッフのお兄さんがよいことを教えてくれました。「たまに入荷することあるので、朝だけ各店舗の在庫チェックしてみてください!」


そこから、毎朝のApple Storeアプリでの在庫チェックにトライすること3日目、ついに渋谷と表参道に在庫が!!(実は、初日に渋谷で在庫を見つけてバッグに入れるところまでは行っていたのですが、すこし考えようと寝かせていたらあっという間に売れてました)


即決済を行い、渋谷店で在庫を確保完了、そしてついに手元にAirPods Proがやってきたというわけです。朝入ってることもあるとチェックを勧めてくれたApple Store新宿のお兄さん、その節はどうもありがとうございました。


超主観レビュー

この記事をメモし始めたのは使って2日目のことでして、まだ使い始めて日は浅いですが、超主観で簡単なレビューを書いていきます。購入を検討しているいる方々の参考になったりならなかったりするかもしれません。

ペアリングについて

このテの機器って、ペアリングのために双方アクティブにしてナントカを長押しして〜、というすこし面倒なアクションが必要な印象がありました。


ですが、AirPods Pro、ケースごとiPhoneに近づけるだけで爆速でペアリング完了。Apple製品同士のシナジーは期待した通りでした。素敵。初回以後はケースから出して耳に着けるだけで自動的にアクティブになります。その間3秒くらい、すごい。

 

電池残量の確認もペアリングと同じように、iPhone本体に近づけてケースを開くだけで、ケースとイヤホンそれぞれの充電量を確認できます。こちらも簡単でよいですね。


ノイズキャンセリングについて

これまで、ノイキャンなんている?いらなくない?派でした。ノイズキャンセリングがありがたいと思ったのはアメリカに向かう長時間のフライトでの低周波の軽減だけです。しかもヘッドホンでした。


そのため、イヤホンでまともにノイズキャンセリングを使ったことがないことから精度等には言及できません。感性的な印象を書いていきます。


初日は夜、自分しかいない自宅で使いました。物音はほとんどないのであんまし意味ないですが(笑)。気を取り直して音楽を流さずにノイズキャンセリングをオンにして過ごしてみると、洗濯機や外の物音、換気扇の音などが消えて、びっくりするほどの静寂。無音状態。3万円の高級耳栓です。素直にすごいと思いました。


二日目、AirPods Proをつけて、ノイズキャンセリングもオンにして外に出てみると、車の通行音などが大幅に減衰していることがわかります。そのほか、イヤホンを外してみると車が通ってないのに物音が聴こえるなど、街中ってこんなにも音が溢れているんだ!という驚きがありました。耳栓として使って電車に乗ってみたところ、ノイズキャンセリングオンでもアナウンスは聞こえるうえ、冷暖房の音を緩和してくれました。

 

ノイズキャンセリングを使うと周囲の音のレベルが下がるので、流している音楽の音量が小さくても十分に聞こえるというのもよいです、耳に優しい感じがします。


ただ、絶えずそれなりの音がある環境で耳栓として使うと、ノイズを打ち消してなお残る成分がホワイトノイズのように聴こえてきますので、それが不快な人はいるかも。本来の用途に即して音楽を流せばそれでいい話なんですけどね。


外音取り込みモードについて

イヤホンの軸部分長押しで切り替えられるモードなのですが、個人的にはこのモードが結構刺さっています。

 

その名の通り、周囲の音を取り込んでくれるモードで、イヤホンを付けていないかのように周囲の音がクリアに聞こえる不思議機能です。イヤホン本体に組み込まれたマイクが拾った音を流しているらしいですね。人と話すのも全く不自由しないくらい、周囲の音がクリアに聞こえます。

 

正直、音楽のみを集中して聴くと言う観点ではあまり使い勝手は良くないのですが、このモードは私にとっては新しい音楽の楽しみ方を提示してくれていると感じます。

 

周囲の音を取り込むという性質上、外の環境音と音楽という2つのチャンネルがmixされて流れてくるわけなのですが、このとき、音楽の存在感は音量次第ではかなり薄くなり、真の意味で「Back Ground Music; BGM」になります。そうすると、例えば『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のように、車の通行音や鳥の鳴き声、人が営む生活音のような環境音と、それを邪魔しない絶妙な存在感でうっすらと流れるBGMが融け合った世界を感じられるように思います。

 

インスト曲や雰囲気系のゲームBGMでこの使い方で道を歩くと、自分がゲームの主人公みたいに感じられてバイブスがアガるので、自分にとって一番気持ちい曲、ボリュームを探しながら、是非、一度試してみていただきたいです。なんといか、MRとかARっぽい感じがします。

 

音質について

音質については味付け薄めなかんじで、可もなく不可もなくという印象です(あくまで超主観ですよ!)。


基本的に中域重視だと思いますが、ノイズキャンセリングをオンにして聴くと低域もしっかり聴こえるので、音楽をちゃんと聴きたい人は常にノイズキャンセリングオンを推奨します。ノイズキャンセリングオンだと高域もそこそこちゃんと聴こえます。


アダプティブイコライザーションという、イヤホンについているマイクで耳の中の反響をもとにいくつかの帯域を調整する機能があるそうですが、こちらは常にオン以外の選択肢がないので効果の程はあまりわかりません。オンオフ切り替えられるなら比較してみたかったですね。


音の立体感はあまり感じませんので、個人的には音楽を聴いていてすごく楽しくなる音かと言われると違うと言わざるをえませんが、それでもバランス良く鳴っていて決して悪い音ではないです。そもそも聴いている音源がiTunes Storeで購入したモノなので、FLAC音源で聴いてみるなど、音源を変えたら印象が変わる可能性はあります。あくまで参考程度ということで。


操作性について

一度説明を読む必要がある=直感的にすべて解決できるわけではない、ですが、操作は非常に簡単です。


イヤホンの幹?軸?の部分をクリックするか、長押しするかで操作をします。再生、曲の順送り・逆送りを1〜3回のクリックで操作して、ノイズキャンセリングか外部音取り込みかを切り替えます。


クリック間隔や長押し時に何と何を切り替えるか、などの細かい調整を、iPhoneの設定画面から左右それぞれで行うことができるのがよいです。ここについてもApple製品のシナジーはさすがだなと思います。

 

バイスと明確な連携があるのか、汎用であるがゆえに「かゆいところに手が届く」を実現できないのか、このあたりのポジション取りの巧さがAppleだなーという印象です。

 
装着感について

再後に、装着感について。先に外音取り込みモードのときにもすこし触れましたが、軽量・小型かつ、フィットするイヤーピースの大きさをデバイス側で確認・調整できることもあって、装着感はかなり自然で、従来のイヤホン(有線や、試着させてもらった他社完全ワイヤレス製品)と比べるとつけている感覚はあまりありません。

 

その小型さから寝ホンとしても使えますし、現に私はベッドで横になりながら購入初日にノイキャン性能を試していたところ見事に寝落ちしました。寝ホン利用は紛失しそうで怖いですが……。

 

簡易レビュー 総評

充電の持ちなどは私の心の中にベンチマークがないですし、2日しか使っていないので判断できず、電池持ちで困ったことはありませんでした!くらいしか書けないので、今回のレビューには含めませんでした。

 

6項目(それも多少粒度が違う…!)しかレビューしておりませんが簡易レビューを総括いたします。

  • ペアリング:初回設定も、設定後の毎回の利用時も、非常に簡単。素敵。
  • ノイズキャンセリング:個人的には必要十分、音楽の音量を稼ぐ役割も持つので、常時オンでも良いかなと思います。
  • 外音取り込みモード:私の中ではBGMモードです、新しいイマーシブ体験はこっちの方向かもしれません。AR・MRっぽいです。
  • 音質:可もなく不可もなく。薄味シンプル。
  • 操作性:見て説明書なしでわかるほど直観的ではないですが、覚えるのも使いこなすのも非常に簡単。操作可能な項目が多くないのもいいんだと思います。
  • 装着感:軽量・小型で装着感は薄く、寝ホンにもつかえるほど。

すこしお高い買い物にはなりましたが、買ってよかったです。この記事がどなたかのご参考になることを願って。

 

シェアサイクルサービス『HELLO CYCLING』初体験レポート

実家の最寄駅と実家付近のコンビニにシェアサイクルが設置されました。私にとっての始点と終点、両方にシェアサイクルのターミナルがある、ということは、使えってことですよね?

 

ということで、HELLO CYCLINGというアプリを使って、初めてのシェアサイクルにトライしてみました。

HELLO CYCLING -どこでも借りられて好きな場所で返せる自転車シェア

実家から駅に帰るにあたって、実家付近のコンビニにあるシェアサイクルの前からからヨーイドンです。


まず、アプリをDL。ターミナルにある立て看板にQRコードが記載してあって、探す手間がないのがいいですね。


DLできたら開いて、会員登録。アプリ上で直接登録する方法のほか、ソーシャルログイン的なかたちでYahoo ID、Facebookでもログインが可能でした。今回はアプリ上でHELLO CYCLINGに直接会員登録し、メールアドレス有効化のために確認メールを待ちます。


気になるポイント1として、「確認メールを読んでください」の画面から戻る方法がアプリ上の経路で用意されておらず、アプリを一度閉じなければいけないのが気になりました。


アドレスを有効にした後に、アプリを再度開いてから、今度は支払い方法の登録。こちらも入力項目は少なめで、さくっと終了。


そこまで終わったら、アプリのメニューボタンを押してマップ画面を表示します。出発地のターミナルに貸し出し可能な自転車があるか、返却予定地のターミナルに駐輪可能な場所があるか、の2点を事前確認してから、自転車を選んで予約。


気になるポイント2として、1台以外電池切れなのが目につく。電池残量を表示してあるのは親切でよいが、ほとんど電池切れとはいかに。


あっという間に予約ができたので、選んだ自転車を見てみます。カギは当然持ってないので解錠の仕方を数秒考えて、ハンドルの間に大きな端末があることに気づきました。電源ボタンを押してみると、どうやらビンゴだった模様、ICカードのタッチか暗証番号を求められます。


スマホICカード代わりにならないので一応端末にかざしてみるも不発、暗証番号を探す必要がありそう。設定した記憶はないので、マイページの中に設定する項目があるのか探してみるもこちらも不発。1分くらいさまよって、予約メールの中に暗証番号が記載してあることに気づきました。


予約通知の暗証番号を入れてみると、カチャン、という音とともにカギがはずれて、すこし感動。自転車を引きだしてからサドルにまたがり、いざ。


漕ぎ出してみるとグンとスピードが上がることに驚きと感動を覚える、電動アシストなのですね!夜なので、ライトをつけねばとタイヤの付け根を見るも、アナログな僕の知っているライトはなさそうなので、ハンドル左側の小さい端末の方の電源をオンに。この端末にはライトボタンがあったのでそれをオンにすることであっという間に夜道も安心。


しかし気になるポイント3、この方式だと電池なかったらライトつけられないので、夜間無灯火になってしまうのではないかしら……?


そんなことを考えているうちにあっという間にゴールである駅に到着。スタンドに借りていた自転車を停めてから、中央の端末の電源をオンにしてみる。どうやら返却は中央端末のリターンボタンを押せばよいようなので押してみると、一瞬で返却完了。今回かかった料金は、なんと60円!15分60円、1日1,000円になっていて、使いやすい料金設計。


最後に気になるポイント4、アプリ内で例えば通知画面から通知の中身を読んだ後に、戻るとき、スワイプで戻れないのが直感に反していてちょっとひっかかる。左上の戻るボタンを押さないといけないみたい。


ということで、サービス設計やアプリの操作に気になるポイントがいくつかあったものの、利用開始から終了までのスムーズな流れやサクサク挙動できれいなUIのアプリに、初めてのシェアサイクルは大満足です。


今回の記事は利用方法のチュートリアルがなかったので、ちょっとしたユーザビリティテスト(私が被験者サイドですが)のつもりで記録を残すために書きました。私はチュートリアルなしでも、すこしウロウロしたものの問題なく使えましたが、他の人の使用感も気になるところですね。ユーザビリティテストっぽくまとめるため、見栄えを整えるブログとしての編集はせず、流れをそのままに文章として書いてみています。ひとりのユーザの、それも初めて使った人間の意見ですが、(初使用のユーザが迷わず使えているかって個人的には結構大事だと思うので)関係者様方に届くといいなと思います。


職業柄気になるポイントばかりを書いてしまいましたが、非常に便利でかつよくできた、よいサービスと思います。是非お近くにあったら使ってみてください。

世界一美味しいアイスティのつくりかた

先日、こんな記事を見つけました。世界一おいしいとは、大きく出ましたね。

フランス人マダムに教えてもらった、世界一おいしいアイスティーの作り方 (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

 

わたしは午後の紅茶 おいしい無糖の大ファンで冷蔵庫に常備しているのですが、買ってくるのは手段であって、より美味しい紅茶が飲めるなら作るのもトライしてみるか!と思った次第です。

 

勢いでピッチャーとティーバッグ式の紅茶を買ってきて、準備万端。いざ!

 

世界一おいしく作ってみる

当該記事より作り方を引用いたします。

各工程にはきちんと意図・こだわりがあるそうなので、そちらは是非、記事をご覧いただければと思います。

 

■教えてもらった、マダム式氷を使わないアイスティーの作り方

 

(1)できればやかんではなく、鍋に2リットルの水を入れ、沸かす。

 

(2)沸騰したら火を止め、ティーバックを3包入れてふたをし、21分蒸らす。

 

(3)ふたをはずし、菜箸などでそっとティーバックを取り出す。

 

(4)粗熱が取れるまで放っておき、粗熱が取れたらピッチャーやジャグなどに移し変え、冷蔵庫でひと晩冷やす。

 

ティーバッグから作るということで、商品の選定がキモだと感じたわたしが今回選んだのはこちら。

 

わたしはカフェインがあまり得意でないので、おいしい無糖さんのカフェインまで気にかけるのはすこし神経質かもしれませんが、含まれていないに越したことはありません。

 

近所のドラッグストアでたまたま見かけた上の商品はカフェインレスということで、お試しで買ってみました。

 

世界一おいしいらしいアイスティをキメてみる

そうして完成しました、デカフェの世界おいしい(はず!)アイスティ。

 

文章だけで恐縮ですが、実際に飲んでみると、渋みがなく、口の中にふんわりと香りと甘みが広がって、たしかにおいしいです。

 

現代っ子なので外食やスーパーで取り扱っている既製品のわかりやすい味、強い味にばかり反応してしまうバカ舌気味ではあるのですが、お茶の香りや甘みのような繊細な味わい舌の上で転がして楽しむのっていいなぁ、大事なんだなぁと感じました。

 

短い記事ではありますが、本日はこのあたりで!

SAXXのメンズアンダーウェアを買ってみました

夏休み最後の日の一幕

都内マルイのスポーツマリオさんにて、SAXXというメーカーのメンズアンダーウェアが陳列されているのが、ふと目に留まりました。
SAXX(サックス) 日本公式サイト -カナダ発 革新的アンダーウェア-

カナダ発の機能性下着で特許も持っている、という下着らしからぬ触れ込みが気になったのでもっとよく見てみることに。
肌着の特許だからどうせ生地の繊維や縫製だろうと思っていたのですが、なんと、予想の斜め上をいく秘密が隠されていたのでした。

出会った下着の秘密

その名も「BallPark Pouch」というあまりにもど直球で、それでいて斬新な機構が仕込まれていたのです。*1

言われてみると、その、なんというか収まりが悪いのってすごく気になりますよね。私はインターネット上の架空の生き物なので詳しくはよくわかりませんけれど!

とにかく、そんな男性の下半身の収まりの悪さ、特にスポーツ時の収まりの悪さに目をつけたのがSAXXさんのアンダーウェアというわけです。

このBallPark Pouchという部屋にナニカを収納することで、蒸れなかったり運動時にポジションが気になったりしないという、圧倒的ベネフィットを提供することができるようです。

発案者は元野球選手だそうで、キャッチャーミットをヒントにこの商品を考え出したとのことです。

感心したので買ってみましたよ、というお話

いやぁ、色々なことを考える人がいますね。でも、無駄によくわからないところの性能を上げるような開発ばかりを行うのではなく、この商品のように人の不便に着目して、身の回りのあらゆる経験を活かして解決するための知恵を生み出す姿勢が素晴らしいと思いました。

お店のキャンペーンで2枚目が無料になるとのことだったので、2種類をお試しで買ってみました。

一枚目はもっとも売れているらしいVibeというモデル。
こちらのモデルは前閉じのタイプです。

もう一枚はULTRAというモデルです。
こちらのモデルは反対に、前開きのタイプ。

せっかくなので同じメーカー同じ色、などほぼ同条件で前開きと前閉じの比較もしてみたいなーと思ってみた次第です。
私はインターネット上の架空の生き物なので詳しくはよくわかりませんけれど!

久しぶりの記事が拙いばかりかパンツの話というしょうもない内容ではありますが今回はこのくらいで。また筆の荒ぶる頃にお会いしましょう。
自分で人体実験が趣味なのでネタのストックはあるのですが、更新する気力がない。。

*1:他にもいくつか特許取得済みの工夫があるのですが、一番響いたのがこれだったのでこれだけピックアップしています。。

【比較?】アークテリクスのリュックに悩んだ話

話の枕

通勤に使っていたリュックが壊れました。
重みに耐えかねたのか、ジッパー近辺が破けてしまうという悲劇。

思えばこのリュックは修士課程1年のときに買ったように記憶していまして、それが正しいとすると少なくとも4年は使っている計算になるんだと思います。

PC持ち歩き用のバッグを探しているときに、やはりPC用なら電気屋だろうと立ち寄った都内のビックカメラでたまたま見つけた品でして、15インチのPCが入るし、デザインも悪くないし、何より安い(当時5,000円くらいだった気がします)ということで即決したものでした。

TargusというメーカーのTerraというモデルのようでして、もう販売終了してしまっているみたいですね。
15.6 "Terraバックパック(ブラック)

機能、容量に不満はありませんでしたし、5,000円で買ったのに4年も現役だったことを考えると恐ろしいコストパフォーマンスだと思います。
いい仕事しますね、Targus。

本記事の主旨

さて、ここまでTargusを褒めちぎっておりますが、タイトルにありますように、この記事ではArc'teryx(アークテリクス、以後入力が楽なのでカタカナで書きます)のリュックを買おうと思ったときに何を選べばいいのか迷った私の、決定までの過程をなんとなく書き起こそうというのが本旨です。

買おうと思ったリュックはメーカーで決めた

さすがに天窓の空いてしまったボロボロのリュックをいつまでも使うのはみっともないので(愛着も多少あって名残惜しいのですが)、新しいリュックを買おうと思い立ったときに頭に浮かんだのがアークテリクスでした。

ふと思ったんですが、発音的に表記は正しいのかしら。まあいいか。すぐ脇道にそれるのは悪い癖です。

アークテリクスが浮かんできたのは本当にただのミーハー精神でして、よく見かけることとクールなブランドロゴによるブランディング効果、(少なくともこの国では)最も有名であろうアローというモデルのデザインのカッコよさあたりが影響しているんだと思います。

なんでアークテリクスなの?

  • ロゴ(始祖鳥)がかっこいいから
  • ブランド名がかっこいいから
  • よく見かけるバッグの造形がかっこいいから (アロー)
  • とにかくなんかかっこいいから

以上。

他に機能的に優れたリュックも多々あるのでしょうが、インドア人間に本気のアウトドアの機能性はあまり必要ないということもあり、必要とする機能さえ備えていればいいので、なんかかっこいいから、くらいのファンの方に怒られるようなカジュアルさでアークテリクスのリュック、まで絞り込んだわけです。

個人的に、かっこいいなと思ったものに理由はいらないと思います。
流行ってようがなんだろうが、かっこいいものはかっこいいですし、それを手に取ること機能性やら何やらを持ち出すことで、自己弁護のようなかたちで正当化する必要ってないんじゃないかなー、なんて思います。

そこにはきっと、他者の影響ではなく自分で決めたのだと思いたい人間の認知的な傾向があるのかもしれませんね。

リュックに求める条件は?

すぐ語りだす、僕の悪い癖(紅茶を注ぎながら)。
話がいつもそれてしまうので、無理やり戻します。

アークテリクスのリュックを買うぞーというところまでは決まったのですが、調べてみるといくつもモデルがある模様。
一番有名なアローというモデルしか正直知りませんでした。

そこで、都内某所の東急ハンズに足を運んで実際に見てきました。
機能面での条件として自分が想定していたのは、以下のような次項です。

  • PC、ジム用の靴と着替え、お弁当(主要な持ち物)がすべて入るサイズ感
  • 雨にはある程度強い
  • サイドにペットボトルホルダーがついている

どのモデルが候補だったの?

上に掲げた条件を基に、モデルを3つまで絞りました。
それが、アロー(Arrow)、マンティス(Mantis)、ペンダー(Pender)の3つです。

ペンダーだけ派手な色の例しか見つからずでごめんなさい、落ち着いた色もありますよ。

アローとマンティスの比較をしている記事や、各モデルの単体レビュー記事はあったのですが、3つを比較した記事はなかったようなので、3つで悩んだ自分が何を決め手に選んだのかを書いておくことに意義があるかなーと思って、この記事を書いています。

結局どれを買ったの?

最終的に私が手にしたのは、マンティスでした。

理由を表にしてみたので、ご確認いただければと思います。

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単純に○×の大きさだけで決まらないのが人間の非合理的な面白さで、私の場合ここからさらに各要素に異なる重みを付けています。

例えば、PCはほぼ毎日持ち歩くのでPCポケットの重要性は高い、そこで×がついているアローは最初に選択枝から外す、といった塩梅です。
ちょっとカッコよく表現してみましたが、なんてことはない評価項目の優先順位づけです。

表にはあえて値段は書きませんでした。
そりゃ、安く買えるに越したことはありませんが、気に入ったものは値段はあまり気にしません。
買い物をする機会もかなり減ったので、高くても良いものをスタイルに転身です。

そんなこんなで、PC保護に長け、かつ容量も大きく、デザインに遊びのあるマンティスに決めたのでした。

え?今回の記事、ここと、ひとつ前のセクションの2か所だけでいいんじゃないかって?
趣味で書いているのでそんなご無体なことは仰らないでくださいまし……。

結語

ということで、今回はアークテリクスのリュックのどれを買うか迷って3つを比較した結果、マンティスというモデルの購入を決めました。
このあと色でまた30分くらい悩んで鏡とにらめっこしたのはナイショです。

せっかくかったので、ガシガシ使っていこうと思います!
この情報が皆様の一助になることを願って。



ブログを久しぶりに書きましたが、これはなかなかいいトレーニングになりますね。
私は文章を書くのが好きなので、ついつい手の赴くままにだーーーーっと文字を書き連ねてしまいます。

そうしてかけた文章をはてなブログのプレビューで見てみると、驚くほど読みにくい。
それは、はてなブログで記事を書かれる他の方々が(広告収入などのためなのか)並々ならぬ創意工夫を以て文章を読みやすくしているからなんだろうと思います。

なので、今回の記事は気ままに書くスタイルにちょっとだけはてな流の構造化を適用してみました。

また、筆に興の乗ったときにお会いしましょう。

final MAKE2 商品レビューというか、所感というか

久しぶりにイヤホンを買いました。
今使っているイヤホンは結構奮発して、高いもの、好きなものを買ったのですが、今回手に入れたものはコンセプトが面白かったのでついポチってしまいました。
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久方ぶりの記事ですが、今回はそちらのイヤホンについて所感を書ければと思います。
勢いにまかせて書いているので、記事としての構造化などは一切考えないスタイルで行きます。

届いたその日、手にして30分くらいで書いているので、どれだけ勢いで書いているか、よく言えばどれだけ衝動を突き動かされたかお察しいただけるのではと思います。


finalさん(http://snext-final.com/)、というスケートの羽生選手が使っていることで近年世間的な知名度が向上したブランドがあるのですが、そちらがMakuakeというクラウドファンディングのサイトで出資を募っていたイヤホンです。


商品名はMAKE series(http://snext-final.com/products/makeseries/)というもので、僕が手にしたのはMAKE 2というモデルです(MAKE2 | final)。
そのコンセプトが、”「自分だけの音」を見つける” なんです。


1月にCES2018に出張したときに見たbeyerdynamicさんの展示でも、個人にパーソナライズした音を提供できるんだ、というのがシルバーアワード的なものを取っていたと記憶していますが、その実現方法はアプリを活用し、年齢などのプロフィール登録や簡単なA/Bテストを行い、楽曲を鳴らす際のイコライジングを個人の趣向に近づけるというものでした 。
beyerdynamic MAKE IT YOURS App


一方、今回僕が手に入れたMAKE2は非常にアナログな方法で「自分だけの音」に迫ります。それは、イヤホンのハウジングを開いて中のフィルターをあれこれ試す、という物理的に音をチューニングするアプローチなのです。
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beyerdynamicさんのソフトウェア的なアプローチ (実際に中で何が起きているのかは詳しくないので、もしかしたらやっていることは似ているのかもしれませんが……) と真逆を行くようなfinalさんのアプローチを非常に魅力的に感じたため、今回購入に至った次第です。


テクノロジーの進歩は素晴らしいもので、世の中のあらゆるものが、より個人に適したものに、つまり「パーソナライズ」というキーワードに集約していくのはひとつの大きな流れなのかなと思います。
そんな中で、引き合いに出してばかりで申し訳ないのですが、beyerdynamic さんのアプローチは非常に「今風」というか、まあ順当に行けばそうなるよねという未来を堅実に取りに行った印象を受けます。


そうした潮流の中で全力で逆張りをするような (そうした意図はないのだと思いますが) finalさんのアプローチが僕に刺さったのには明確な理由が存在しています。
それこそが、自分で、まさに文字通りに手を動かして好きなものを探すというアナログさだと僕は思うのです。


普通に考えれば楽して良いものにありつけるというのは素晴らしいことで、finalさんのアプローチはその観点から言えばあまり良くないという評価もあるのかもしれません。
しかし、個人的にはそれを補ってあまりある価値を感じます。finalさんはユーザーに手を動かして物理的にチューニングさせるというコストを払わせることで、音質とは別の価値提供に成功しているのです。


beyerdynamicさんのアプローチではこちらの入力に対してアプリ内の演算というブラックボックスを介して音質が向上するという結果が得られる一方で、MAKEシリーズの場合には、こちらの入力がダイレクトに音質という結果として返ってくるという透明さがあります。これによってユーザーは「自分だけの音」を模索する過程で次のような3つのベネフィットが得られると僕は考えます。

1 イヤホンの構造により詳しくなる

中身をいじるのでこれはそのままですが、日本のオタクコミュニティ界隈がいかに詳しいかでマウントを取り合っているさまを見てわかるように、好きなものに詳しいということは、少なくとも本邦においてはその人の自尊感情を高めるものですし、かつ好きな対象への帰属意識を高めます。小難しい話を抜きにして、好きなことってより詳しくなると嬉しいですよね?もっと知りたくなるしのめりこみますよね?

2 イヤホンをもっと好きになる

タイトルに雑な言葉を選んだ自覚はありますが、あえてこのままで。
1番目と関連する部分もあると思います。好きな音を作る過程での操作可能性は、自ら作った「自分だけの好きな音」をさらに好きにしてくれる心理的な効果が見込めます。複雑すぎない適度な裁量を与えられることは、目の前にあるタスクを面白くするのです。面白いという感情の力はやはり強く、これも帰属意識を高めることに寄与します。フィルターとイヤーピースを変えるだけ、という操作可能な箇所を絞って明確にしてあり、かつそれがきちんと結果に影響を与える点が設計として素晴らしいと思います。

3 ユーザーコミュニティの形成

アプリケーションで自動最適化しないでアナログにチューニングする方法、そして選択肢を明確化してあることがポジティブに働くこととして、ユーザーコミュニティが形成される可能性も高いのではと考えています。

例えば僕が手にしたMAKE2では組み合わせが847通りあるとされていますが、当然一人で847通りを試すことには膨大な時間と手間が必要です。それを解決する方法として、自分が試した方法・他者が試した方法の共有があります。

あるセッティングAが良いという意見があったときには、それを試してみる者がいたり、試した結果自分には合わなかったということを表明する者がいたり、「ぼくのかんがえたさいきょうのくみあわせ」を声高に述べる者がいたりといった様々なアクションが見込めます。

音質というかたちのない感覚を扱っているため、カオスの様相を呈する可能性は高いですが、こうしたニッチな (と書くと失礼かもしれません、finalさんごめんなさい) 商品を愛する人たちの連帯感というのは中々高いものなので、きっとユーザーコミュニティができるのではないのかなと期待しています。

そうしたコミュニケーションの場が生まれるというのがユーザーにおけるひとつの価値だと思いますし、きっと、ブランドにとっても大きな価値だと思います。



肝心の音質的な評価は一切書いておりませんが、僕もこれからあれこれ試すのを楽しみにこの文章を書いているところですし、自分でカスタマイズできるものの評価を書くのもなんだか変な話だと思うのでそういうのは今回は書きません。


非常にときめきを感じた一品、逸品でした。箱を開ける前のワクワク感を久しぶりに感じました。finalさん、ステキな体験をありがとうございました。
その他、手元に届くまでのやりとりを通して企業としての真摯な姿勢を感じたことも個人的には良かったなと思います。


最後に書いておきますざ当然のことながらfinalさんの回し者ではございません、ひとりの音楽好きユーザーのコメントでございます。今回の件を通して応援しようという気持ちは強く持ちましたが、ステマではございません。念のため。


それでは、また筆に興が乗る頃にお会いしましょう。

Digitech - Whammy Ricochet

なかなか忙しくてブログを更新できない日が続いております。
グラブル×HR/HMの記事も更新したいところではありますが,本日は新しいエフェクターを入手したので簡単なレビューをば。



こちら,Digitech社の新製品,Whammy Ricochetです。
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冗談みたいにダサいパッケージからの,SHIGEMORIのエフェクターを思わせるようなクールな筐体。
なにより,(オリジナルよりも)軽量・小型なMXRサイズでWhammyを持ち歩けるということがハートをくすぐる一品ですね。

マニュアルへのリンクをご用意しておきます(PDF注意)。
http://rdn.harmanpro.com/product_documents/documents/3796_1466009813/Whammy_Ricochet_Manual_5070671-A_original.pdf


コントロール類については,次のとおりです。

  • Ballistic

2つノブがあるかたちとなっており,ピッチシフトのスピードをコントロールするノブとなっています。
ピッチシフトと,原音への戻るスピードの2つをいじることができます。

  • Pitch

2nd,4th,5th,7th,1オクターブ,2オクターブ,オクターブ+原音の中から選ぶことができます。
全音単位で2音,4音,5音,7音,8音(オクターブ)……という感じです。

  • Trajectory

ピッチシフトのスピードをLEDで視覚的に表現してくれている部分です。

  • MOMENTARY

フットスイッチがモメンタリー=アンラッチ(
踏んでいる間だけオン)か, ラッチ(一度踏んだらオンになりっぱなしで,再度踏むと戻る)かを切り替えるスイッチです。

  • RANGE

ピッチベンドが上に行われるか,下に行われるかを切り替えるスイッチです。

  • フットスイッチ

曰く,True Bypassとのこと。音痩せの心配がないってことなのでしょうか。
小音量でしか鳴らせていないので音痩せの有無はわからないですが,個人的には飛び道具に手を出すなら音痩せなんか気にするなって思っています。



サウンドはなんていいましょうか,ちゃんとワーミーですね。
普通に楽しいですから買って後悔はないのですが,贅沢を言えば半音だけ上げるモードとかがあるとうれしかったですね。
お遊びで半音下げチューニングの曲を弾きたいときに,フットスイッチを踏むだけというのがやりたかった。
いや,DropTuneとか買えと言う話ではあるのですが,このサイズというのがかなり強いので。

まとめますと,サイズ感が素晴らしい,ラッチ/アンラッチの切り替えがチューニング変更みたいで楽しい,ペダルを使わずに可能な限りでワーミーの操作感を実現を試みている,つなぐだけで音痩せというのは一応回避しているということで,よいものだと思います。